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3月11日以降
 ずいぶん長い間更新せずにきた。大地震と津波そして原発事故以来、ブログの更新をする気分にはなれなかった。電力不足、飼料供給が途絶え、そして原乳の廃棄、また牧草の放射能汚染など東北関東の酪農家にとっては筆舌に尽くしがたい災難が襲ってきた。  とくに牛の主食となる草が利用できないとなると致命的である。牧草は黙ってても生育する。収穫しても放置するわけにもいかず畑の隅に置いておく、再生する草が基準以下である保障すらないという。結局は輸入の乾草に頼らざるを得ない。牧草の処理と購入する資金援助はあるのか?... ...続きを見る

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2011/06/26 10:58
淘汰
 乳牛には低カルシウム症という疾病がある。分娩直後から発生する病気である。これを予防するには分娩前栄養管理が重要である。肥りすぎた牛は要注意である。また予定日がきてもお産が始まらない牛もマークしたほうがよいだろう。カルシウムは筋肉の収縮にかかわる。血中濃度がある一定量ないと子宮の収縮もまた内臓の働きもうまくいかない。またそれらをつかさどる平滑筋にみならず、骨格筋の収縮もうまくいかず、典型的な症状として起立不能という状態に陥る。お産が遅れるのも、食欲がないのもどうやらカルシウム不足にかかわっている... ...続きを見る

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2011/03/06 11:49
東京マラソン
 小学生のころからなぜかマラソン中継は楽しみにしていた。昔は今のようにバイクや中継車は充実しておらず、とにかくトップ集団がフォーカスされていた。今時の中継は男女混合で、しかもラップタイムや後続との距離や時間などきめ細かく報道してくれる。しかし、アフリカ勢が強い、それでも日本人の市民ランナーが並みいる実業団選手を引き離し堂々の3位。これで、彼は8月の世界陸上に出場できる。実業団とはセミプロのランナー、市民ランナーとは文字通り、企業に属さず手弁当でトレーニングをするランナーである。これが本当のアマチ... ...続きを見る

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2011/02/27 12:09
ムバラク大統領の辞任
 国内のごたごたに目を奪われていると、世界の情勢から取り残されてしまう。エジプトのムバラク大統領辞任もその一つである。独裁政治が民衆運動の成果で終了することは、よろこばしことである。軍が一時政権を担うというものの、いずれ選挙によって次代のリーダーが決まるという。このことを表面的には喜ばしく思っているのはアメリカであるが、心中穏やかではない。ムバラク政権によってエジプトを含めた中東はそれなりに穏やかな関係にあったから。しかし、それは独裁という名の下。アメリカのサポートでエジプトのムバラク政権が30... ...続きを見る

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2011/02/13 14:32
TPP協定
   太平洋に面する諸国内で関税抜きでの自由貿易協定である。日本は財界からの要望で参加するかどうかの決断に迫られている。いわゆる工業立国を自負する日本は車、家電などを税抜きで輸出できるチャンスである。しかし、同時に関税抜きで多量かつ多種の農産物が諸国から輸入されるのはいうまでもない。特にコメは700%余の関税をかけて国内産のコメを保護している。この協定に参加して主食を他国するのはいかがなものか。もちろん割り切って、国際分業論と考える人もいると思うが、やはり国民の命を支える農産物にお... ...続きを見る

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2010/10/30 19:11
この秋一番の寒さ
 朝4時半はそうでもなかったが、夜明けとともに気温が下がっていった。日が昇る頃にはあたり一面に霜がおりた。一番寒いのは日の出直前である。本朝はマイナス3度まで下がった。   その寒さも今日一日で過ぎ去るということである。この冬は厳寒という長期予報もでている。防寒対策は万全にしなければならない。水周り、すきま風、作業機械の点検など。 ...続きを見る

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2010/10/27 12:36
おやしらず
 昨日歯医者に行って親知らずを抜いてもらった。今回親知らずを抜くことになったのは、虫歯になったこと、上あごの対応するかみ合わせの歯がないことで放置しても良いことはないらしい。  以前抜歯したのは10年以上前だったか。現在、私の通っている歯医者さんは若い男性。腕がよいらしく、予約を取るのが大変である。仕事の都合でお昼にいくことにしているが、一か月に2度もいけたら良いほうである。だから一本の歯の治療がおわるのにひと月以上かかる場合が常。  歯茎に麻酔を打たれて5分。この歯医者さんは一度に数人の患... ...続きを見る

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2010/10/26 20:27
最後の晩餐
 この記事を読み、イエスキリストが十字架につく前に12弟子と最後の食事をしたことを連想する。イエスが十字架にはりつけにされる前、12弟子たちとの最後の出来事である。キリストがパンをちぎり弟子たちに分け与える。これは私の肉、そして葡萄酒を分け与え、これは私の血。以来、パンと葡萄酒はキリストの体の象徴であり、教会での聖餐式において、洗礼を受けた信徒が葡萄酒とパンを食し、イエスの十字架を想起するのである。 ...続きを見る

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2010/10/21 15:16
連日のようにキノコ中毒
連日のようにキノコ中毒  毎日のようにキノコによる食中毒のニュースが流れる。牛舎に行く途中の林の中にもキノコがぽつぽつと見受けれられる。名前の知る食茸は食べることにしているが、不明なものには手を出さない主義である。図鑑によると本邦には200種類以上のキノコが生育しているが、毒茸はその一割の20種ほどである。だからまずは毒キノコをしっかり覚えるようにと教わった記憶がある。縦にさけるものは食。犬が食べても中毒をおこさないから食べられるなどというのは迷信であり、しっかりキノコの特徴を知り名前をおぼる以外、術がない。  キノ... ...続きを見る

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2010/10/19 20:51
放牧の盲点
  放牧とは牛を草地に放し、自由に草を採食させる技術である。これは牛にとって自然であり、牛の生理にかなっておるという風にいわれている。私も牛に出会ってからそれを信じてきた一人である。ところが放牧をうのみにしてはいけないことを、ここ一年で感じてきたところだ。草地の状態ことに土壌養分、草の種類、内部外部寄生虫の有無、牛同士の競争など、放牧場の状況をよく観察し、牛を飼育しないと大変なことになることを知った。その結果は分娩後の低乳量や短命につながっている。  放牧を初めて4年、残念ながら放牧を終え分娩... ...続きを見る

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2010/10/16 23:29
逆子
 破水したらまず脚を確認する。前脚か後脚か。正常なお産ならば前脚の上に頭が乗った状態で産道にはいってくる。まだ胎児が羊膜につつまれているならばそのままにする。なるたけ自然に産ませたい。  今朝の場合は明らかに後脚、すなわち逆子。しかも第二次破水が終わり時間がずいぶん経っているようだった。この場合はほとんど死産である。なぜならばへその緒が切れてしまい、窒息した状態である。逆子の場合は第二次破水の発見から、いかに早く処置するかであろう。残念ながら、発見が遅れてしまったようだ。しかもメスである。 ...続きを見る

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2010/10/16 12:32
ジンギスカン
ジンギスカン  久しぶりに町に出かけた。2か月ぶりに髪をきり、店続きのスーパでマトンを見つけた。味付けではあるが、肉は赤身が多くて新鮮そうにみえた。ニュージランド産とある。100グラム130円というのも円高の影響か。2か月前に違う店で見た時は200円を超えていた。もっともそれはプレーンの肉ではあったが。  1979年江別の大学4年の冬、卒業間際食べおさめということで、友人の家で一週間に一度か2度ジンギスカンを食べていた。卒業後羊肉の輸入会社に就職が決まっていた友人はジンギスカンにあう、たれ作りに取り組んでい... ...続きを見る

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2010/10/14 20:36
初産牛の分娩
初産牛の分娩  立て続けに4頭初産が分娩。オス3メス1と雄が多かった。難産を恐れ、初産にホルスタイン種を交配するのを避ける傾向にあるが、分娩難易度の低い種雄牛を選べば問題はないと思われる。1頭以外は助産したが、それほど難しいお産ではなかった。和牛の交配や、和牛の受精卵を移植する人も多いが、後継牛が足りなくなる恐れがある。未経産牛は農場の中でもっとも改良が進んだ牛と考えるとやはりホルスタイン種で攻めて早く後継牛を確保するほうがよいように思われる。 ...続きを見る

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2010/10/10 12:30
なんと霜がおりた。
 一週間前までの暑さはどこにいったのか。今朝は0度近くまで気温が下がり、草に霜がついている。30度近い温度差に昨晩からストーブをつけて暖をとる。牛たちには過ごしよいのか、食欲も増して乳もよく出てきた。  昨日、本日とお天気はよいが、3日前に激しく降った雨で畑の土は緩い、トラクターやダンプフル稼働のサイレージ作業はお休みである。畑から土を拾い、コーンを汚してしまうと、良いサイレージはできない。  今夜からまた天気は崩れるらしい。よい天気が最低2日続かないと収穫はできないのである。 ...続きを見る

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2010/09/26 10:01
久しぶりに
 ようやく涼しくなり、秋の気配を感じる。しかし、今年の8月は気象観測始まって以来の暑さであった。  そのため牛の体調もすぐれず、特に産後の牛にはこたえたようだ。一日中扇風機やダクトを回しても熱風が循環しているという有様。食欲も落ち、水ばかり飲み、乳の出も悪かった。 全国的な猛暑で廃用になった牛が1700頭を超えたという報告もある。 これからが乳牛たちには過ごしやすい時期、この夏の負のつけをばん回したいものだ。 ...続きを見る

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2010/09/25 15:16
研修と就労
 日本側も外国側も都合のよいようにこの制度を利用している訳である。もし研修であるならばプログラムをしっかり作り、研修生に負担のないようにするべきであろう。ところが研修という名もとに安い労働力として仕事をさせるわけである。on the job training という言葉もあるが、途上国に対する技術移転というのは容易なことではない。だから作業をやらせているだけでは研修とはならないのであろう。外国人としても研修の名のもとに就労を期待している面もある。仕事は仕事、研修は研修と区切る必要... ...続きを見る

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2010/07/25 12:18
梅雨明け
 昨日梅雨明け宣言。本日より、うだるような暑さ。標高1300メートルの当地でも、午後4時時点で外気温29度。牛舎内は四六時中扇風機を回して涼しくしている。  北欧原産のホルスタイン種は暑さに弱い、汗腺のない牛は犬と同じ。舌をだして熱を蒸散させる。牛舎内を風通しを良くしているせいか、ばてている牛は見受けられない。  暑さに強いジャージーは平気な顔をして餌にぱくついている。8月に入ると10頭以上のお産を控えている。あまり暑くならないことを祈るのみである。 ...続きを見る

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2010/07/18 18:58
粗悪な輸入チモシー乾草
粗悪な輸入チモシー乾草  チモシーという牧草がある。イネ科の多年生。和名はオオアワガエリ。カナダやアメリカから乾草としても輸入される。一キロ50円半ば。しかし、最近、粗悪品が多いということを実感している。穂をこすると、ボロボロと雄蕊がほぐれる。ということは刈り遅れということである。開花してから収穫調製しているようだ。  硬い茎に芯のある草。牛は喜んではくわない。仕方なく食っているのが分かる。  アメリカやカナダの牧草栽培農家は収穫量を最大にしたいのか、刈り取りを遅らせるような感もある。穂はでても開花していない状態が... ...続きを見る

驚いた ブログ気持玉 7 / トラックバック 0 / コメント 0

2010/06/29 11:59
久しぶりにジャージのお産
久しぶりにジャージのお産  乳牛の品種ジャージ種は日本の酪農においてはマイノリテイーである。茶色の一枚毛。しかし、小柄でありながら丈夫であり暑さに強く、乳質は脂肪やタンパクなど固形分が多い。  今回のお産は未経産の牛、当農場では5頭目のジャージ母牛となった。予定日より10日ほど遅れた。子は和牛との雑種である。これ以上ジャージ種は増やさない予定である。というのもやはり乳量が少ないからである。 ...続きを見る

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2010/06/24 22:21
自然の力を活かす
   菌根が植物の生育に有効であるということは、この菌を殺すような土壌消毒などはしていけないということである。自然界には植物と共生する菌根群があり、植物から栄養をもらい、また菌根は植物が生育に必要な栄養分を供給することにある。代表的なものはマメ科の根瘤菌は代表的なものであろう。根瘤菌は空気中の窒素を取り込み、マメ科植物に窒素分を提供するし、マメ科植物は光合成の産物である糖などを根瘤菌に提供する。 活きた樹木の根元あるいは林床に生育するキノコなども菌根であり、例えばマツタケは松と共生... ...続きを見る

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2010/06/13 12:31

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